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2004年 悪戦苦闘の酒林完成まで

会津娘醸造元 高橋庄作さんに手ほどきを受け、やっとやっとの完成です。

※酒林とは、本来は蔵元の軒先に新酒が出来ましたよ〜という合図で提げるものです。
これが茶色に色づくと、お酒がおいしく熟成してきている目安にもなるそうです。
最近は酒の小売店にも飾るところが増えてきました。
でも、自分で作るところはそうそうないでしょう。と思います・・・

作業始めはを撮り忘れましたので
改めて。道具一式です。

今回は長さを40cmほど切、
あぶりながら、曲げているところです。
何本折ったか、覚えていないほどです。

大体癖がついたら、えいっと曲げます。

曲げたところを、針金で止めます。
これが後々大失敗の元になります。
来年はタコ糸で、木工用ボンドを
つけ止めたいと思います

骨組み大体完成です。

骨組み完成の図。
でも・・・・・

骨組みに、30cm位にきった杉っ葉を
つっこんでいきます。
大体完成かと思いきや
骨組みを針金で止めた為、グラグラして
葉が抜けてしまいます。

どうしようもなくなり、会津娘さんへSOS
そしたら、全部やり直しになりました。
そのときのばらばらになった様子
実は骨が一本折れていました。

会津娘 庄作さんの手です。
刈り込んで丸くしてもらっています。
これが難しいのです。

何とか完成。
仕事の合間に作りましたので
一応製作日数約2ヶ月の超大作?

少しひきめで一枚。

少し小さいですが、これが見本となった
会津娘さんの酒林です。
私もいつかこんなのを作ります。
そんなわけで、少し飛び飛びですが、完成までの様子です。
来年は、針金を使わずにタコ糸で止めたいと思います。骨組みが大事です。ここで手を抜くと、挿していくそばから
抜けてしまいます。
後は、骨組みの竹ひごですが、近所のホームセンターで売っていたものを使用しています。
丈夫なものを選んだつもりですが、強度が足りなかったようで折れてしまいました。
自分で竹を割ったもので皮をはがないものがベストのようです。

やっと完成を向かえたのも、一重に高橋庄作酒造 高橋庄作さんのお陰です。
ご指導、ご協力ありがとうございました。