| 悲しい事ですが日本全国で、このような粗悪品が出回っているようです。実際フレームが曲がったとか、折れたなんて話を聞きます。安さだけを基準に選び損をするのは結局は消費者です。予備知識を持って良い物を選んで欲しいものです。 |
強度不足や組み立て不備、保証書のない輸入車も増加
春本番。通勤通学用に新しい自転車を購入する人も多いだろう。だが、中には強度不足や組み立て不備の自転車もある。アフターケアを期待できない低価格の輸入自転車も増えている。安全な自転車の選び方を専門家に聞いた。
信頼できる店で
「最近人気の折り畳み自転車には、構造や強度が不安なものが結構ありますよ」。
1938年に開業した東京・品川の老舗「大塚自転車店」の三代目店主、重野英明さん(32)が嘆く。
ある日、近所のジーンズショップで売られた折り畳み自転車を持ち込んだ客がいた。新車なのに折り畳み部分ががたがたする。中国製だったが、販売店名と輸入社名を書いた「販売証明書」しか手渡されず、保証書も取扱い説明書も付いてなかったという。
「構造上もっとも大切な部分が最悪の場合は折れることもある。JIS(日本工業規格)をクリアしていないし保証書もないので、どこにも訴えられない」
輸入自転車は90年代に入って急増した。自転車産業振興協会によると、92年の117万台が95年には327万台に増え、00年には国内生産を上回った。01年は710万台に達し、うち95%を中国・台湾製が占めた。
同協会の石井省三さんは「国産メーカーの現地生産品は日本の安全基準をクリアしているが、輸入商社を経て入ってくるものの中には粗悪な自転車もある」という。
破損が走行中に起きると人命にかかわる事故につながる恐れがある。石井さんは「安さだけを基準に選ぶと思わぬ事故に遭いかねない。自転車安全整備士がいる、信頼できるお店で買った方がいい」とアドバイスする。
自転車購入時のチェック項目
@ 保証書、取扱い説明書が付いているかA 製造者名や輸入社名、連絡先が明記されているかB 販売店に自転車安全整備士がいるかC フレーム溶接がしっかりしているかD ネジやボルトが必要以上に突出していないかE ブレーキワイヤの末端が異様に余っていないかF 塗装やメッキの仕上げがきれいかG ライトや反射板が装備されているか
まめな点検整備を
@ 乾いた布でマメにふく さびを防ぎ、部品を長もちさせる A アブラを差し過ぎない チェーンや車軸にほこりがつきやすく、磨耗やトラブルの原因になる B 乗る前に空気圧を点検 タイヤがひしゃげた状態で走るとタイや側面やチューブが劣化する C 2〜3ヶ月に1度は
買ったお店で点検 チェーンやネジのゆるみをチェックする
重野さんは「自分を乗せて移動する大切な乗り物。
きちんと手入れすれば愛着もわきます」と話している