さくさくHP推進委員会
                 1998.12.1作成

サクサク見られるホームページを広めようとしている委員会です。 といっても、まだ一人しかいませんが・・・。
アイディアがございましたらメールでお知らせ下さい。

たくさんのサイトがありますが、 きれいにかっこよく作ってある物が非常に多いのはご存じのことと思います。
ところが、ダイヤルアップのモデム使用で見てみると、ダウンロードに非常に時間がかかるサイトが多いと思います。
これは、クライアントの要求や、制作側のクライアント向けの意向がそうさせていると思われます。
当委員会は「きれい」「かっこいい」「すばらしい」事は出来るだけ残して、「サクサク」感のあるサイト作りの応援を 目指しています。
 
現状の問題点と説明
1. どうしてダウンロードが遅くなってしまうのか?
   まず、画像を多用しているサイトが多い事。
きれい・美しい為には、これが必須だと思っているようです。
画像も詳しく見えるように、圧縮やサイズダウンがあまり行われていません。 クライアント(社長・専務等も含む)に対して業者や社員が作っている物は、特に、非常に重く感じられるはずです。
作っている方がどちらを見て作っているか、クライアントや社内の意見か、又は ホームページを見に来てもらえる方々かによって軽い・重いがはっきり出ているようです。
2. カウンタは上がるのに実績が伴わないのはどうしてか?
   重いサイトでは特に、この傾向が見られます。
ファーストビューページが100KBを越えるところも非常に多く、 このページにカウンタがあるので、最後まで開かず(開けず)他に飛んでいってしまう事で、 実績以上の来訪数が表示されてしまいます。
このようなところでは、ぜひ、ログ解析会社(サイト)にお世話になって実数との誤差を確認してみるのは いかがでしょうか?


 
対策(序)
では、どうすれば軽いサイトが実現できるのでしょうか?
このためには、まず、ホームページ制作者が一番一般的であろうシステム構成で自分の作ったホームページ (以下、HPと記します)をご覧下さい。

テキストは出てくるのに、画像が出ない。特に「JPEG」にこの傾向が多いですね。「GIF」もわりとあります。
この重さを実感できない限りは、これから書くことを本気で実行できないでしょう。
インターネットの世界では、見ている年齢は結構若いと思います。
若い方々が1分待つでしょうか? お考え下さい。あなたなら何分程度待てますか?
目的を持って、見に来ている場合でも1分以上待てますか?
ご自分のHPは何分で全て見られるようになりました?
長くても20秒以内、出来れば5秒以内でしたらベストです。
モバイルの環境ではもっと時間がかかるでしょう。
もっとも、モバイルで見ている方々は、画像はダウンロードしていないでしょうけど。
 
対策(本)
画像の処理
      JPEG:圧縮率と画像サイズを考えてみましょう。
JPEGでは圧縮率を変更できます。あまり圧縮すると色や表現がぐちゃぐちゃになってしまいます。
これを見られる限界まで圧縮して私は使っています。雰囲気だけしか良く解りませんが、別にちゃんとした 画像のページを作れば済むはずですので、あまり気にしないように。
      GIF:使用色数を変えられるのはご存じでしょうか?
256色の色数で作っていませんか?
これも画像の内容によって、「16色」「2色」まで減色出来ます。
サイズも「width」指定で大きく表示できるので、小さく作ります。
壁紙は、<BODY background="***.gif">で記述しますが、表示は連続した画像となります。 壁紙の「width」指定は出来ません。
GIFではフリーの画像は出来るだけ使わず、ご自身で作りましょう。
壁紙も同様です。ネットサーフィンしている方々は、見慣れた物と映ります。
オリジナリティーを出さなければ、たくさんのサイトに埋もれてしまいます。
また、アニメーションGIFは結構重くなるので少な目に。
 
その他
  その他には、ホームページ作成ソフト(HTMLエディタ)の使用も結構重たくなります。
例えば「IBMビルダー」等は、HTML内にコメントタグの書込でどのソフトか書いてしまいます。
その分数百B、サイズが大きくなってしまいます。(重くなる)
また、HTMLソースのタグの中で不必要な(過剰な表現)タグが見られます。
ビルダーで作ってからタグを直接編集することも良さそうです。
 
おまけ
  画像よりテキストの方が軽くできる事はご存じでしょう。
テキストを主体に、文字では説明しづらい場合のみを画像を使う事も基本です。
モバイルで画像のダウンロードをカットしていればなおさらです。

 
軽く作るための5ヶ条
1.テキスト主体で作る。(SEO対策としても有効)
2.HTMLは手書きで。(ビルダーでざっと作って手直しでOK)
3.JPEG(画像)は高圧縮・小サイズ(必ず必要なサイズにリサイズしてからアップ)
4.GIF(画像)は減色・小サイズ(必ず必要なサイズにリサイズしてからアップ)
5.見に来る方々を考えて!!
以上、5ヶ条を肝に銘じて頑張って下さい。
 
「フレーム」も重さを感じますが、見た目を考えると、使うしかないようです。
「cgi」「Java script」等のHTML以外の言語を使うと、更に重くなります。
しかし、HTMLはそもそも「英語」のために作られている記述方法なので、いろいろな制約で思い通りのHPを 創れないという壁に当たった場合は少しは使ってみましょう。
この場合は、各ページを小さく作って細切れにすれば、あまり重くは感じないはずです。
 
 
あなたのHPをチェックします。改善点があったらメールでお知らせします。 チェック依頼をメールでお送り下さい。
画像の圧縮が足りない・いらないタグが入っている等の指摘位しか出来ませんが・・・。
「パール」「C」等は私はわかりませんので悪しからず!!
只今、当委員会の委員を求めています。当然、お手当はなしです。相談等はメールのやりとりだけです。
HTMLの手書きが出来る方ならなおさらGood。 どなたか名乗りを上げて下さい。
 
徐々にページ数を増やしていこうかと考えています。時間がかかりますが、期待せずにお待ち下さい。

Presented by Seigo-Endou(pension 見鳥)
mail:sansai@hechima.co.jp