会津若松図書館の子供コーナーでフランスとドイツの共通歴史教科書というものを見つけました。
地続きの隣国同士の独仏は島国日本では想像出来ないほどの烈しい争いがあったはずです。しかし、過去のわだかまりにとらわれず、両国の未来を見据えれば共通の歴史教科書を作るために粘り強く交渉、譲歩して若者に残したいという崇高な理念と関係者の熱意、両国政府の協力があって成就したのだと思います。両国の関係者を大変尊敬しております。何かことがあれば、歴史認識上の違いとか、遺憾の意を表明する。といった何の解決にもならない言説の我々の指導者とは、次元が違うのでは、またそのような指導者を選ぶ我々国民の民度の低さを感じてしまいます。
個人でも、隣家と良好な関係を保つにはそれなりの節度が必要でこれも民度の現れかと思います。
国内の争いを、まとめるために外敵を作っているようにも思える国もありますがこれもやはり民度の低い国のやりかたです。
試しに、民度という語をline通訳で調べたら国民の文化レベルと出ました。

海外の人々が日本国民の大多数の人が礼儀正しく、清潔、秩序を重んじることに驚き都会の夜を歩いても犯罪の匂いがしないのは、どうして。とサイトで発信しているのを見ると日本人は民度が低いとも思えません。精神衛生面はともかく世界で最も安全安心な国といえます。ドローンによる宅配なども犯罪の少ない日本以外では展開困難と、いわれています。噂では、9.11のペンタゴンに突っ込んだのはドローンだというエビデンスもあるようです。

個人的にどうしても好きになれない人というのは必ずいるもので、交渉下手な現在の我が国は手強い相手はあきらめて、他の良好な関係にある国とつきあえばいいのかもしれません。

精神衛生面上も。